【感想】最高の体調 〜炎症の原因と対策〜

こんにちは、ツバサです。

僕はアトピー性皮膚炎を患っており、慢性的にお肌が荒れています。そのため、僕の健康状態は決して良いとは言えません。

僕の場合は肌荒れが大きな問題ですが、「なんとなく体の調子が悪い」と感じている方は多いと思います。

この本は進化論をベースに、体の不調が起こる原因とその対策が書かれています。

この本を読んで「そりゃ体調悪くなるよな・・・」って思いました。僕と同じく体調不良に悩んでいる方には、ぜひ読んでほしい一冊です。

なぜこの本を読もうと思ったのか

まずはアトピーの改善です。

経験上、肌荒れにはデメリットしか感じていません。例えば・・・

  • 肌荒れが気になって仕事に集中できない
  • 肌荒れに悩んでメンタルが落ち込む

2022年、仕事の関係で睡眠時間の減少とストレスの増加が同時に起こり、僕のお肌は見るも無惨なレベルにまで達しました。

皮膚科に通ってはいますが、そこで処方される薬ってその場しのぎにしかならないんです。

アトピーを根本的に治すにはどうすれば良いのか悩んでいた矢先、本屋さんでこの本を見つけました。

そで(表紙を折り返したところ)の内容を読んで「根本対策が見つかるかも!?」と思い速攻で購入しました。

その内容は・・・

鬱病、肥満、散漫な集中力、慢性的な疲労、モチベーションの低下、不眠、弱い意思力、一見バラバラのように見える問題も、根っこまで下りてみれば実は同じもの。

すべては一本の線でつながっています

引用元:最高の体調

本の内容

体の不調が起こる原因として「炎症」と「不安」の2つがあります。今回は「炎症」にフォーカスして体調の改善を行いました。

炎症とは

炎症は体がダメージを受けたときに起こります。

擦り傷のように体の表面に出るものもあれば、アレルギー反応や風邪など内部で起こるものもあります。

とくに、内部で起こる炎症が慢性的に続いている状態は、体内がじわじわと焼かれていることと同じです。

2017年のカロリンスカ研究所の調査によると、自分の健康状態が「悪い」と答えた人ほど炎症が進んでいる傾向がわかったそうです。

炎症が起こる原因

ではなぜ炎症が起こるのか?それは現代の生活に体が対応できていないためです。

古代の人類は狩猟と採集で生活をしていましたが、現代は農耕の時代です。

人類は狩猟と採集で生活していた期間の方が圧倒的に長いため、この生活スタイルに適応するように進化をしてきました。

つまり、現代の生活が人間の遺伝子にミスマッチを起こしているのです。

ミスマッチには「多すぎる」、「少なすぎる」、「新しすぎる」ものがあります。

以下がその一例です。

多すぎるもの

  • 摂取カロリー
  • 人口密度
  • 衛生設備

少なすぎるもの

  • 運動
  • ビタミンやミネラル
  • 有益なバクテリアとの接触
  • 自然との触れ合い

新しすぎるもの

  • トランス脂肪酸
  • デジタルデバイス
  • 慢性的なストレス
  • 医薬品

炎症の対策

1. 腸内環境を整える

  • 色々な種類の発酵食品を食べる
  • 食物繊維を摂る

同じ発酵食品ばかりでは腸内細菌の種類が増えません。腸内細菌の多様性が進むほど効果が大きくなります。

また、食物繊維は腸内細菌の餌になるため、腸内細菌を活発にさせるためにも必要です。

自然にふれる

自然に触れることで、腸内細菌の数が増える(=体が狩猟時代の状態に近づく)そうです。

  • 週に30分、公園に行く
  • 3~4日間キャンプに行く

上記が難しい場合も大丈夫です。ニセの自然に触れるだけでもストレス軽減などの効果があります。

  • 部屋に観葉植物を置く
  • スマホの壁紙を風景画像にする
  • スピーカーで環境音を流す

ストレスを軽減する

ストレスの対策には、下記のような方法があります。

良質な睡眠をとる

  • 7~9時間の睡眠
  • 夜中に何度も目覚めないこと

ウォーキング

  • 12分の早歩きを週に2~3回
  • 理想は週に150分以上

デジタル断食

  • SNSの使用時間を決めること

リアプレイザル

  • 緊張を感じた時に「楽しくなってきた」と思う

この本を読んで思ったこと

この本を読んで思ったことは、肌荒れや体調不調が起こって当然だと言うことです。

なぜなら、自分の生活には「多すぎる」、「少なすぎる」、「新しすぎる」もの全てが該当したためです。

炎症の対策をやってみた

自分の生活スタイルで改善すべきことがいっぱい見つかりました。

まずはできるものから実践してみました。

腸内環境の改善

発酵食品と食物繊維が食品を意識して増やしました。

発酵食品で食べたものは、

  • 納豆
  • 味噌
  • キムチ
  • ヨーグルト

食物繊維の多い食品で食べていたのは、

  • しめじ
  • ゴボウ
  • キャベツ
  • 白菜
  • バナナ
  • ワカメ
  • 納豆

具体的には、

朝食

  • バナナ
  • きな粉
  • ヨーグルト

昼食・夕食

  • 食物繊維が多い食品の味噌汁
  • 納豆

食事を変えると、びっくりするくらい便通が良くなりました。

便通が良くなると、お腹の中が軽くなった感覚がなんとなくあります。

軽くなった分、体調も良く感じています。

個人的には、キャベツをしっかり食べると調子が良くなる感じがしています。

自然ふれる

炎症の対策の中で一番難しいと思ったのが、この「自然にふれる」です。

なぜなら、

  • 平日は屋内で仕事
  • オフィスに窓がないため日が当たらない

そのため、「自然に触れる」は特に意識しないといけませんでした。

観葉植物

初心者にも育てやすいということで、「ポトス」という品種を買いました。

ふとした瞬間に目に入ると癒されますね。ストレスが軽減されている実感があり、買ってよかったと思っています。

近所のホームセンターで買いましたが、1000円以下で購入できてお財布的にもGOODでした・・・!

公園で読書

やってみた感想としては、「めっちゃ気持ちいい・・・!」

風にあたりながらゆっくり過ごすことで、ここりにゆとりが生まれました。

このゆとりが大事なんだろうなーと感じています。

自然に触れることで、腸内細菌が増えたのかは正直わかりません。(数えられないので)

でもストレスは確実に軽減されています。

ストレスを軽減する

自然にふれる以外で実践した対策です。

睡眠

5時間程度だった睡眠時間を、6時間程度まで増やしました。

睡眠時間を増やしたことで良くなったのは、

  • 寝起きが良くなった
  • 朝の時間に余裕が出て朝活ができるようになった
  • 出社して頭がボーっとすることがなくなった

要は、体の調子が良くなったな!っていう実感があります。

今の目標は7時間眠ることです。7時間にするために生活リズムの改善がさらに必要なので、youtube見てダラダラする時間を減らさないといけません。

運動

運動として試したのはこの3つです。

  • ランニング
  • ウォーキング
  • 筋トレ

個人的に「ランニングや筋トレの方がストレスが減るなー」と思いました。

より大きな負荷がかかることで「やりきった!!」って言う満足感と、ワークアウト中の脳がハイになる感覚がストレス軽減に一役買ってくれている気がします。

 

ただ、負荷が大きくなるほど継続するのも難しくなります。

「今日は思いっきり体を動かしたい」という日はランニングや筋トレを行い、そうじゃない日はウォーキングで軽く汗をかく程度にしています。

 

ウォーキングに関しては、朝やるのがとてもよかったです。

朝日を浴びながら体を動かすととても気持ちが良いです。できるだけ負荷を軽くして運動したい場合は朝のウォーキングをお勧めします。

 

運動にフォーカスした本を読みました!下記よりご覧ください!

【感想】運動脳 ~運動のモチベーションUP~
運動による脳への良い影響を知ると、運動をする習慣がつけられます。

さいごに

肌荒れや、ナゾの体調不良の原因である「炎症」について知ることができました。

書かれていた対策を実際にやってみて効果は絶大でした。

  • 皮膚の痒みや、炎症が軽くなった
  • ストレスが減った!!
  • 体が軽くなった
  • 寝つきも良くなった

これを習慣化することで「最高の体調」を手に入れます!!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。近いうちに不安編も書こうと思っています!

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